スタジアム

スタジアムとアリーナの設計や構造、使用用途の違いとは?

スタジアムとアリーナの違いとは

スタジアムとアリーナは混同されがちですが、大小さまざまな点で違いがあります。設計や構造はもちろんですし、用途も異なっているため、どこが違うのか把握しておかないと困るかもしれません。特に、建築やイベントに関係する仕事をしているのであれば、しっかりと区別できるようになっておくのが望ましいです。大きく分類すると、前者は屋外の会場であり後者は屋内の会場といえます。しかし、それだけでは分けられない場合もあるので、少なくとも以下に挙げるそれぞれの特徴を把握しておきましょう。

ギリシャ・アテネの近代オリンピックが初めて開かれたパナシナイコスタジアム
【ギリシャ・アテネの近代オリンピックが初めて開かれたパナシナイコスタジアム】(出典:ウィキペディア)

ギリシャのパナシナイコ・スタジアムは、オリンピックが初めて行われたスタジアムということで一度は訪れてみたいところです。ただ、ギリシャは遠いので、旅行で訪れるにしても前もって貯金をしないといけません。もしクレジットカードを多く利用する方であれば、マイルを貯めることをオススメします。マイルをためやすいクレジットカードとしてアメリカン・エクスプレスがあります。アメックスには色々なタイプがあるので、ご自身にあったカードに申し込むことがカギです。

アメックスに関してはこちらのサイトで詳しく紹介されているので参考にして下さい。→AMEXマニア | アメリカン・エキスプレス申し込みガイド【勝ち組が選ぶカードの理由】

アメックスでマイルがたくさん溜まったら、世界中の有名なスタジアムをまわるのが私の夢です。

スタジアムとは

スタジアムという言葉は、一般的に客席が設けられている競技場を指すときに使われます。代表的なのは、プロ野球やプロサッカーが行われている場所のことです。陸上競技など種目は特に限定されていないため、スポーツ全般が対象になると考えておいても問題はありません。ポイントになるのは、必ずしも屋外とは限らないということです。屋外という印象を持たれがちなのは、スポーツは太陽のもとで行われるものが多いという先入観によるところが大きいです。後述しますがドームの誕生によって、その先入観が当てはまらない種目も多くなっています。また、スポーツがメインの用途であるのは間違いありませんが、それ以外の用途に使えないわけではありません。たとえば、展示会にも利用できるなど、アートのイベントで使用されることも増えています。ミュージシャンが野球場などでライブをする光景は珍しいものではなくなりました。

ニューヨークのヤンキー・スタジアム
【メジャーリーグの聖地、ニューヨークのヤンキー・スタジアム】出典:ウィキペディア

アリーナとは

一方、アリーナも実はスポーツなどで用いられる場所を指しています。多くの人に馴染みのある体育館も代表的なものの一つです。とはいえ少しずつ概念が変わってきており、現代ではフロアで競技が行われる場所の呼称となりつつあります。体育館も小規模すぎる場合は該当せず、周りに観客席が設けられている大規模なものだけを指すようになりました。その他の特徴として、こちらもスポーツ以外のイベントに用いられることが挙げられます。中央などに仮設のステージを作って観客席から楽しむようなスタイルで、いろいろな催し物が実施されています。

設計や構造上の特徴

これだけだと分かりにくいので、設計や構造上の特徴も把握しておきましょう。アリーナの床は硬すぎないのが大きな特徴です。決して強度が弱いわけではありませんが、弾力が感じられるような構造になっています。起伏がないことが前提になっており、基本的にはなめらかで平坦です。摩擦がよく働くため、滑って転ぶリスクは大きくありません。さらに音が響きにくいように設計されており、振動に対しても十分な対策がなされています。これらを実現する方法はさまざまですが、フローリングに特殊な材料を用いることが多いです。天井は、競技を妨げないように十分な高さを確保しています。こちらに関しても音響には細心の注意が払われるのが一般的です。

イギリス・ロンドンのウェンブリー・スタジアム
【イギリス・ロンドンのウェンブリー・スタジアム】出典:ウィキペディア

また、各種競技のコートを想定した仕組みが施されていることも特徴といえます。たとえば、バドミントンやバレーボールで必要となるポール用の穴も大切な仕組みです。バスケットボールのゴールとバッグボードを折り畳んで上方に隠しておく仕組みなどもあります。観客席は2階にあるところが多いです。その下の1階部分は競技に用いる器具を収納するスペースなどに用いられます。また、特別な観客席として中央に臨時に配置されるものもあります。こちらは前方のステージでライブなどをする場合に置かれるものであり、一般的な呼称はアリーナ席です。この場合、他の観客席はスタンド席と呼ばれ、前者よりワンランク落ちる位置づけになっています。ただし実際には、アリーナ席の後方よりスタンド席の前方のほうが見やすいことも珍しくありません。

上記のような設計や構造の特徴を把握していると、スタジアムと区別を行いやすくなるでしょう。しかし、1つ誤解を招きやすいポイントとしてドームの存在が挙げられます。ドームは屋根が付いているので屋内施設に分類することも可能です。つまり、屋内でスポーツやイベントを行うという点はアリーナと共通しています。しかし、ドームは基本的にスタジアムに屋根がついたものに過ぎません。そもそもドームとは球を半分に割った形状を指す言葉であり、屋外にである大きな建物を雨風などから守るための覆いを意味しているのです。言い換えると、屋外施設に据え付けられたオプション的な設備に他なりません。そのため、屋内の競技場として、屋根を構成要素の一部として設計されたアリーナとは根本的に異なります。もちろん後付けでない限り、ドーム型のスタジアムも屋根をもとから構成要素として設計に盛り込んでいます。ただし、もともとのコンセプトがアリーナとは異なっているため、天井を支える構造も異なっているのです。たとえば、内部の空気圧を外部より高くすることにより、天井を押し上げる仕組みになっています。空気圧の調整に用いられるのは専用のファンなどです。