トップページ > スタジアムをつくろう!(設計施工者の選定)
| 2010年5月19日 | スタジアム建設募金団体 建設担当部会 理事会開催 設計施工者の選定を実施することを決定 |
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| 2010年5月21日 | サッカースタジアム建設プロジェクト審議会 発足 |
| 2010年5月27日 | プロポーザル説明会 実施 |
| 2010年5月31日 | プロポーザルへの参加意向表明 3社がプロポーザルへ参加されることが決定 |
| 2010年7月5日 | 3社より提案書提出 |
| 2010年7月12日 | 3社へ提案内容に対するヒアリングを実施 |
| 2010年7月12日 | サッカースタジアム建設プロジェクト審議会 開催 |
| 2010年7月27日 | サッカースタジアム建設プロジェクト審議会 開催 審議会としての答申が決定 |
| 2010年7月30日 | スタジアム建設募金団体 建設担当部会 理事会開催 審議会の答申を受け、最優秀提案者1社を決定 |
- 選定は指名型プロポーザル方式によって実施いたしました。詳しくはこちら...
- 募金団体からの指名に対し、参加の意向を表明された3社より提案書をご提出いただきました。 詳しくはこちら...
- 外部審議委員会及びコンストラクションマネージャーは提案書をもとに審議し、理事会へ答申いたしました。
- 審議会の答申を受け、スタジアム建設募金団体建設担当部会にて承認し、最優秀提案者を決定いたしました。
- 審議にあたっては公正性を確保するため、すべて会社名を伏せて審議を実施いたしました。
7月30日スタジアム建設募金団体建設担当部会の理事会が全理事出席のもと開催され、サッカースタジアム建設のための最優秀提案者が決定いたしました。

- 【審議会設置の目的】
- 建築の専門知識を有する審議委員によって、より厳正な審議を行う。
- 外部有識者によるチェックにより、選定段階における公平性を確保する。
- 【審議会メンバー】
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委員長 加藤 晃規 ( 現 関西学院大学 副学長 ) 委 員 新藤 一晴 ( 現 財団法人日本サッカー協会 事業部 参事 ) 委 員 佐藤 仁司 ( 現 社団法人日本プロサッカーリーグ スタジアムプロジェクト ) 委 員 荘 茂樹 ( 現 パナソニック株式会社 施設管財グループ グループマネージャー ) 委 員 水川 尚彦 ( 現 株式会社安井建築設計事務所 執行役員 ) - 【審議会活動】
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5月21日 第1回審議会 開催(選定手続きの確認 および要項書の審議) 6月18日 スタジアム分科会 実施(豊田スタジアム 視察) 6月24日 スタジアム分科会 実施(埼玉スタジアム・フクダ電子アリーナ視察) 6月30日 スタジアム分科会 実施(ユアテックスタジアム 視察) 7月 1日 スタジアム分科会 実施(カシマスタジアム 視察) 7月 2日 スタジアム分科会 実施(ホームズスタジアム 視察) 7月12日 第2回審議会 開催(提案書およびプレゼンテーション内容の審議) 7月27日 第3回審議会 開催(提案の最終審議および理事会への答申の審議) - 【審議会 総論】
- 本プロジェクトの設計施工者選定にあたっては、これまでの国内スタジアムとは異なり民間の力で建設するという最大の特徴を踏まえ、いかに「お客様にサッカーを楽しんでいただけるか」「運営者の維持管理の負担を軽減できるか」という点に重きをおきました。
参加された3社の提案は、各社とも募金団体の意向を充分踏まえ、短期間にもかかわらず、建築計画をはじめとして多面的な検討を行い、サッカーを楽しむための工夫やスタジアム運営に対する配慮が随所に取り入れられており、魅力と熱意にあふれる提案内容になっていました。
選定にあたっては慎重かつ公正な議論が行われ、審議委員の各専門分野の観点やコンストラクションマネージャーの評価を含めて、総合的な評価と判断を行い理事会への答申を行ないました。
今回のプロポーザルが、今後の日本国内のスタジアム環境のより一層の発展のために寄与できることを願い、総論の結びといたします。
| コンセプト | サッカーを楽しむ全ての人々を引きつけるOSAKAマグネットスタジアム |
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| 内容 |
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- 【評価】
- 印象的な外観と低く抑えた屋根、コンパクトにまとめた直線状のスタンド、シンプルな施設用途構成などを特徴とするスタジアムである。
- 選手が肩を組む円陣をイメージした斬新で印象的な外観デザインが魅力的であること、観客・選手・VIP・メディア・管理運営など来場者ごとに明確に分離された動線が確保されていること、とくに3階すべてをVIPフロアに設定し多様な観戦スタイルと付加価値の高いシートが提案されていること、将来にわたる地域やスポンサーとの多様な関係を想起させるなど、サッカービジネス的にも魅力的な提案となっている。
- また、非常時の車両別動線・屋根のある入場ゲート・バルコニー席先端の全周に設置可能なLED看板スペース・清掃しやすいシート形状・ウォークスルーのトイレ・段床隙間を利用した「風の道」による芝養生の工夫、電気室の分散配置による配電の最適化とリスク分散の配慮など、細部に至るまで具体的で高い配慮がなされた提案である。
- 一方で、身障者のアプローチに難点があること、アウェイサポーターの入場動線が狭いこと、太陽光パネルの一部に影の影響が想定されること、メインスタンドのトイレ数が少ないこと、などの点には課題が残るものと考える。
- 解決するべき課題はあるものの、提案全体の内容は具体的かつ高いレベルでまとめられており、最優秀提案者として相応しいと判断した。
| コンセプト |
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- 【評価】
- スタジアム全体の一体感とピッチへの求心性をつくるラウンドフォルムのスタンドと、屋根の構成や収容人員に関して寄附金の募集状況に対応した3つのステップを提案している。
- グリーンパネルの外観や建物周辺の植栽が計画地に馴染むデザインを有していること、芝の維持管理に関して豊富な経験を有していると思われること、井水利用により上水利用量の大幅削減を図っていること、近隣とのコミュニケーションを図るなどの円滑な施工に向けた姿勢が感じられることなどに評価が与えられる。
- 一方で、車両動線や駐車場計画が明確でないこと、スタジアム1階の多くが土に埋まっている計画で四隅に開口を設けているものの芝養生に必要な通風が十分とは言い切れないこと、など要項書の主旨や要求水準を一部具体化できていない部分がみられる。
- 提案全体として、ステップ建設の発想などは評価できるものの、具体的な計画内容の検討熟度に物足りなさが残る。
| コンセプト |
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- 【評価】
- 低く抑えた屋根とコンパクトにまとめた直線状のスタンドや、屋根とスタンド部分とのデザインの対比が印象的な計画である。
- 臨場感と多様な観戦スタイルにより「サッカーをとことん楽しむ」ことを具体的に提案していること、スタジアムパークとしてのアイデアの豊富さと高い実現性及び設計統括責任者の強い意欲が感じられること、屋根架構の工夫により鉄骨量の半減を図るなど構造計画に一定の配慮がみられること、4つのスタンドが構造的に独立し募金状況に柔軟に対応できること、試合時電力のピークカットにより契約電力の基本料金の低減を図っていること、スタジアムが使用可能な状態で40,000人収容スタジアムへの増築の施工が可能となっていることなどが評価できる。
- また、端正な屋根と、レンガ調タイル貼りのアーチの繰り返しが特徴のスタンド部分との対比のある外観デザインや、成長する塔などのデザインには強い個性と象徴性が感じられる。
- 一方で、主要な動線の交錯や混乱が多くみられることや、選手・管理運営者側の施設が2層に分かれており使いづらい点があること、スタジアム1階の多くが土に埋まっており芝養生に重要なピッチへの通風に難点があること、寄付者名を掲出するネームプレートの配置が視認性に欠けること、などの課題が残る。
- 提案全体としてコンセプトや外観デザインのユニークさと設計統括責任者の実績や能力は高く評価できるが、具体的な計画内容の検討熟度にやや物足りなさが残る。